今週の読書紹介(2018/11/19~2018/11/25)『「3か月」の使い方で人生は変わる』『絶滅危惧職種図鑑 これからなくなる厳選65種』
今週(2018/11/19~2018/11/25)からは次の 2 冊を紹介。公開遅れていて既に先週のものですが……
佐々木大輔『「3か月」の使い方で人生は変わる』日本実業出版社、2018. ( amazonで見る )
freee 代表の佐々木さんの本。特別に何かスゴいものがある! というわけでもなく、基本に忠実なことがただただ書いてあるだけなのですが、その「基本に忠実であり続けること」が何よりやっぱり難しかったりするので、そこに強さがあるのだろうなと思わされました。やらないことを決める。これなんですよね。アイディアが思い浮かんでもすぐには口に出さないで溜めておく、一方で、まずはアウトプットしてから思考してみる、という使い分け/切り替えも大事ですね。
事務的な仕事は生産的でない分、短期的な快楽がある(成果が見えやすい/仕事をしているような実感がある)から、ついつい手を出して時間を使ってしまいがちだし、いつまで経ってもなくならない、というのも、ほんと、その通りだと思います。課題なんですよねーーーー。
七里信一『絶滅危惧職種図鑑 これからなくなる厳選65種』あさ出版、2018. ( amazonで見る )
厳選しても 65 種類も出てくるくらいに、今後の技術革新や生活スタイルなどの変化によって、消えゆくお仕事がたくさんあるというご紹介。それぞれの職業につき一つ一つイラストつきです。なくなるまでの期間については、今後数年内には、というものもあれば、まだ五十年以上は残るだろうな、というのもあります。なくなるであろう理由については、読んでいけば「そりゃそうだよね」と思えるものがほとんどですが、ソラでこれらを全部挙げていけと言われたらなかなかできることではないので、追認のためにも一通り目を通しておく価値があると感じられました。
著者プロフィールがモリモリすぎるのはちょっとご愛嬌というか……、読むとゲンナリする人は一定数以上いそうなので、あえてわざわざ読まない方が良いかもしれません。こう書くと、逆に読んでみたくなってくるかもしれませんが。
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